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■ ネタ帳
1999 / 02 / 28 ( Sun )
移動用、隠しときますです

書きかけのネタメモ。 気づいても読んじゃダメ。














































































シュヴァルツヴァルト地方程ではないが、





ウーファからミュンヘンへの汽車の中、ドイツ特有の黒い森を何度も抜けた。

アルの記憶がなくてホッとしたもの確かだ。
オレがいないのにアルだけが、あの惨劇の責を負うくらいなら
身勝手な言い分でも、全て無かった事になるのも悪くない。

アルの記憶が消えた事、
オレがあの世界から消えた事
あの4年を代価に、4年前の状態に戻ったアル。
世界の機構は正しく機能している。


だた、アルが記憶がなくてもオレを求めてくれたと言う事。
その真実一つだけでオレはこれから生きて行けるだろう。


じきに汽車はミュンヘンへ着く。
ここがオレの旅の終着点だ。












お前とともに過ごした2年。
たった2年。
過ぎる季節の中、おれを失楽させるに足る長かった2年。
だけど、お前の事を想うとあまりにも短すぎる2年。
なぜ、その2年たらずをおまえと共に笑ってすごす事が出来なかったのか。

嘘をつき通す覚悟があったのなら、はじめからその手をとればよかったのだ。
途中で陥落してしまうくらいなら、はじめからその手をとってしまえばよかったのだ。

おれが延ばしさえすればとどいた手
つかめたはずの手
お前はいつだって両の手をあけて待っていてくれたのに

おれは悪魔でもましてや神でもない、ちっぽけな人間で、自分の事だけで精一杯。
それが、おれが辿り着いた真理だった。

この世界で一人なんだと思っていた。

自分がそうだからといって、相手もそうだとは限らない。
そんな事すら忘れていて
余裕がなくて
お前を、お前がオレに差し伸べてくれた手を、気付かずに殺しつづけた。

自分だけしか見えてなくて
常にお前が傍にいてくてた事を、
お前がどれほどに人を思いやれるかと言う事を、
自分よりも他人を優先させてしまう人種がいると言う事を忘れていた。
当然のように側にいたクセに。

お前と、アルは違うのだと否定しようとする事に始終して、
逆にお前の与えてくれるものまでも見失ってしまっていた。

そうだな、やっぱりオレはお前自身を見てなかったんだろう。

自分だけがしんどくて、
お前のつらさなんてこれっぽも気付いてやれなくて
オレが無理に笑ってみせてるのに、お前が無理に笑ってるなんて疑いもしなかった。
お前の事だから、オレがお前の存在に勝手に挫けただけなのに、自分のせいにしてただろ。
あんなに側にいたのに、蝕まれていく身体にも気付いてやれなくて
お前は気付いてくれたのに……

お前に何かしてやろう とか
お前の幸せを願ったり とか
お前の為に笑ったり  とか

そんな考えは露ほどもなくて、

結局、おまえにも、お前の意志がある事を忘れて、
オレの見たい、アルとは違うお前を見てたに過ぎなかったんだ。

アルフォンスをアルフォンスと認めると言う事。
それはアルフォンスとアルを比べては違いを見つけて、確認して、安心して、失望して、諦めて....
そんな事ではなかったのだ。
アルフォンスを育んだ世界を、帰属した社会を、関わった人々を眼に写すと言う事。

今やアルフォンスの失ったこの世界ですら、お前の生きた証なのだと。






兄さんが、もし、ほんとうに、アルフォンスさんの中にボクを見たかったのだとしたら、
それはボクですらないボクなのだろう。
もしくは兄さん自身なのかもしれない。
ボクとアルフォンスさんとの違いを見つけては遠ざけて、巻き込みたく無かったんだ。

そうだね、確かにアルフォンスさんは人体錬成という禁忌を犯さなかった僕達の別の姿だったかもしれない。
00 : 39 : 17 | 捏造建設中 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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